【これまでのこと②】貯金0時代の思考と自由への憧れ

自由への憧れ

貯金0時代の仕事とお金への考え方
仕事も、人間関係の不安があるため長続きせず、飽き性でもあること、また、ブラック企業での勤務経験から、働くことは苦しいこと、仕事はつまらないものばかり、という、今思うとこれは良くないよね…という思考を持っていました。
そのため、お金さえ手元にあれば外に働きにいく必要もないし、自由にできるのに!、と、そんなことばかり考えていました。楽してお金を手に入れたい、とか、一攫千金を夢見るような部分もあって、実際にそれを行動に移すような勇気もないのですが、完全に?!失敗しやすいバカなタイプだったんだろうな、と思います。

けれど中にはよい習慣もありました
そんな私でしたが、20代の頃から読書の習慣がありました。その頃の自分が気になった本を読んでみたり、悩みに答えてくれるような本を手に取り、少しずつですが学んでいました。
そんな中、手を取った本の一冊にロバート・キヨサキ氏の、「金持ち父さん、貧乏父さん」という本がありました。この頃はお金もそんなに持っていない私は、図書館に行ってはよく本を借りて返して、としておりました。

「金持ち父さん、貧乏父さん」からのインスピレーション
詳しい内容はあまりよく覚えていないのですが、金持ち父さんと貧乏父さんのお金の話が物語形式で書かれていました。
貧乏父さんは、仕事をして給料が出るとすぐにお金を使ってしまうけれど、金持ち父さんは、資産になるものに対してお金を使います。資産とは、株とか、不動産投資とか、自己投資とかそんなだったかと。それから、会社員のような時間に縛られて働く労働収入ではなく、ビジネスオーナーなどの拘束時間に関係なく収入が得られるようになる、権利収入の話が載っていました。

夢と現実のギャップ
ビジネスオーナー…
この時の私からすると、それはとてつもない遠い話のように感じられました。そもそもメンタル不安定で、仕事も続かない私がそんなものになれるとは到底思えませんでした。

けれど、資産を持つことで、時間的な自由が手に入ったり、嫌な人と関わらなくて済むんだ〜、と思うと、それはそれは、とても心惹かれるものがありました。

そして、20代の頃の私は自由を得るため、知識として資産をつくるといい、という情報は持ちましたが、それが自分にできる、という気持ちを持つわけではなかったため、結果として貯金を作る、ということもできませんでした。

③へ続きます。

現在の話をちょっとだけ。
今年に入って、日経平均もめちゃくちゃ上がっていますね。
1989年以来の最高値に接近している模様です。株が絶好調。
2007年ごろの日経平均が7000円の頃に連動する株(ETF)を買っていれば、
その時からほったらかしにしていれば、なんと、5倍。
100万円突っ込んでおくだけでも、500万円になっていたかと思うと、すごいよな〜と。ただ、17年間そのままにしておく、というのもなかなか難しい!

なんと、去年末に買った株で、利益が100万円以上出ているものが!(含み益ですが!)
バブルかな…と心配もありますが、毎日一人証券会社の管理画面を見ながらニヤニヤしております。

【これまでのこと①】30歳、貯金が0円でした

さて、タイトルの変更や簡単に自己紹介をしたところで何から書いていこうか?と思っています。
定番?の過去の話でしょうか。

今でこそ、結婚もでき、資産も夫のおかげで5,000万円と潤沢になりましたが…
30歳の頃、貯金は0、の時期がありました。

苦悩の時代: 20代の生活と心の葛藤
その一歩手前、それまでの20代の頃を振り返ってみると…
そもそも貯金とは、何かしらの収入源があるか、人からもらうのかなどして溜まるものだと思います。
基本中の基本かもしれませんが、その収入源として、大半の人は仕事を上げるのかと思いますが、私の場合はメンタルが不安定でなかなか仕事も続きませんでした。
それから、自分のことも見えておらず飽き性ですぐに仕事を辞めたくなったり。
ちょっとお金が溜まってくると、仕事を辞めたりして、お金が底をつき、また仕事をする、と言うなんとも不安定な生活を送っていました。
将来のことも考えられず、貯金の必要性すらも感じておりませんでした。

毒親育ちの影響: 自分と向き合う難しさ
もう、言ってみればダメダメの私です。
どうしてこんなだったのか??
一番の影響は親が毒親であったことが関係しているのかと。
これ、実際にその環境で育ったことがない人にはよくわからない悩みなのかと思いますが、毎日言葉にし難い生きづらさを感じていました。
目下の悩みは、この息苦しい毎日から脱却したい、とにかく苦痛から逃れたい、そんなことをくる日もくる日も考えていました。
マイナス思考も強く、普段から、自分はなんのために生きてくるのかもよくわからなかったですし、自分は世の中には必要のない人間だ、くらいに思っていました。
幸せもほど遠く感じており、どうしたら気分よく生きられるのかもわからなかったですし、自分の意思で何か行動して切り開けるとも思っていませんでした。
とにかく人と一緒にいても、何かしらで人と接する時も、自信がないことも大きな悩みでした。

それから、今、客観的にみて思うことですが、自身の性質が数年前から言われているHSP(Highly Sensitive Person)というものだったのかな?とも思います
HSPは、外部からの刺激に対して過敏で、感情や環境の変化に強く反応する傾向があります。親との相性もあったのかもしれません。

そんな毎日でしたが、とにかく親のいる実家へも帰りたくないし、もう意地で一人暮らしを続けていました。

30歳の岐路: 貯金ゼロの背後に潜むもの
そんな毎日を繰り返し、気がついたら、30歳になっても貯金が0でした。
多少そのことが気になっていても、貯めよう、という気力もありませんでした。


②へ続きます。

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